私の「子宮ポリープ状異型腺筋腫」APAM
症状
過多月経、不正性器出血など
生理痛や出血が多く動くのもつらい状況が長年続いていました。
ナイト用ナプキンが昼間の数時間でいっぱいになるほどの出血量でした。
月に三回の生理や不正性器出血が続いていました。
これらの症状は子宮内膜症の症状だとか更年期のせいだと思っていました。
50歳の節目検診で婦人科で診察してもらうと小さい子宮筋腫があるといわれました。
そう診断されて
精密検査をしようと言われたのを暫く放置していました。
長距離の引っ越しなどがあり間があいてしまいました。
約四か月後に再度別の婦人科で受診して子宮筋腫があり卵巣も腫れているため
MRI検査をしました。
その結果「子宮ポリープ状異型腺筋腫」と診断されました。
そのため大学病院を紹介されて転院することとなりました。
診断
大学病院で再び検査(内診、MRI)
この時言われたのが、
子宮ポリープ状異型腺筋腫が悪さを起こしやすい病気であると言われました。
生検をして確認をしたいと言われましたが
大量の出血が予想されるため切除してからの検査になると言われました。
その時、私は既に50歳になっていて
出産の予定などない状況だったので
子宮と卵巣の切除を腹腔鏡(ふくくうきょう)手術ですることになりました。
大学病院では
MRI検査の予約がいっぱいでしたが
緊急時の対応で即日のMRI検査を行い
検査から手術まで一か月ほどと早い対応をしていただきました。
それだけ悪性である事が予想されていたのでしょう。
術後
手術後一か月かかりましたが
切除した子宮の検査の結果悪性ではなかったとのことでほっとしました。
経験してみて
最初の症状である過多月経や不正性器出血では
月に三度の生理があったりしておかしいなと思ってはいましたが
閉経してもおかしくない年齢だったので
不規則な生理もあるのだなと思っていました。
しかしよく考えると
その不正性器出血が緊急性をもっていることなど知りませんでしたので
最初の診断から数か月かけて手術に至っています。
悪性であったらとても怖いことだと後で思いました。
疑いがあれば
過多月経や不正性器出血をストレスや更年期のせいにしないでください。
年齢は関係ありません。
内膜症だから大丈夫だと思わず精密検査は大事です。
手遅れになるまえに治療できることはしましょう。
これらはAPAMだけでなく婦人科の病気であれば同じです。
検査をして無駄はありません。
無理をせず専門家にまかせましょう。
私自身も生理痛が重いのは自分が辛いだけだから
自分が我慢すればいいと考えていました。
家族に相談することはなかったですし、
体調が悪いからと家事をおろそかにすることはありませんでした。
しかし
自分が思っている以上に家庭での母親の存在は大きいです。
自分がよければ、大丈夫だと思えば、とか思わないでくださいね。
早めに治療し安心を手にいれましょう。
同じような苦しみを持つ方が一人でも減りますように願っています。
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