私の「尺骨神経前方移行術」2回
私は「尺骨神経前方移行術」を左右両方ともしています。
最初は
「あれ?お鍋を片手で持てない?」
そう思って整形外科を訪れました。
その時の検査で握力検査鵜をしたのですが
左手が8㎏でした。
それが2010年2月のことでした。
先生の説明では
高齢の方ならあまりいじらないけれども
まだ若いので不便でしょうから
「尺骨神経前方移行術」をしましょう
というお話でした。
二泊三日で全身麻酔での手術でした。
手術自体は大きな手術ではないようですが
神経を触るので全身麻酔にしましょうということでした。
手術後は
下半分だけのギブスをした状態で包帯で巻かれていました。
一週間後に抜糸をした記憶があります。
その時の先生が丁寧な先生で
皮膚の内側と外側を縫ってくださったのですが
痩せていたためか
内側に縫った糸が皮膚を突き抜けた状態皮膚がついたので
(腕に硬い鬚が3本ほどでた感じ)
抜糸後一週間ぐらいで再度来院して
1本ずつピンセットで引っ張って根元をカットするといった
事件がおこりました(笑)
手術後はすんなり握力が戻りましたので
副作用などなく無事に回復することができました。
二度目は
2020年4月に右腕の「尺骨神経前方移行術」をしました。
前回から丁度10年目だったのですが
二回目は握力の低下ではなく
酷い肩こり、首こりで週に二度ほどマッサージに行くなど
明らかに異常があったまま4.5年過ごしていたのですが
引っ越し先で新しい整形外科で相談したところ
尺骨神経が疑われるとのことで手術することになりました。
二回目は部分麻酔で手術をしたので日帰りで手術となりました。
縫ったのは表側だけで
ギブスは同じように下半分で包帯を巻いてもらって
直後に退院しました。
部分麻酔での手術だったので
先生と看護師さんの会話が丸聞こえだったのですが
開いてみると想像以上に神経が細くなっていたようで
先生が「うわー細いなー」と言っていました(笑)
帰りに歩きながら
今まで血流が悪く肩こりが酷かったのですが
麻酔の影響で血流がよくなり手先が暖かかったのを思い出します。
自分で自宅ケアしている最中
傷の上にテープを貼ってしまい
そこが水膨れになってしまったので
消毒に訪れたときに注射器で水を抜いてもらいました。
そして無事一週間後に抜糸が済みました。
この二回の手術で
両腕の背中側に12cmほどの傷ができました。
元々、尺骨神経が細かったせいか
両腕ともに手術となり先生にも驚かれました。
PC操作の途中に肘をつく癖があるせいかもしれません。
お鍋が持てないなどの握力の低下や
片方だけ異常な肩こり首こりがあるなどの症状が
私の「尺骨神経前方移行術」の症状となりました。
傷の痛みには強いので
人生で5回の手術をしていますが
痛みに苦しむことはありませんでした。
二回目は日帰り手術でしたが
全身麻酔だと2泊3日
部分麻酔で1泊2日というのが多いようです。
同じような診断をされた方は
手術をいわれて怖いかもしれませんが
大丈夫ですよ!
私は2回の経験で大きな副作用もないですし
(局部的に麻痺した感じは残りますが)
先生にお任せすれば2時間か3時間で終わります。
お大事になさってください!^-^
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